幸せホルモンが減少して引き起こるうつ病は薬で緩和できる

ドクター
このエントリーをはてなブックマークに追加

精神エネルギーの低下

悩む男性

ストレスがきっかけになる

うつ病が発症する原因は、何らかのストレスが関連する場合が多いです。たとえば身近な人の死、離婚、失恋など大切な人との別れ際には誰でも落ち込んだ気持ちになりますが、それがうつ病の原因になることがあります。また、進学や就職、昇進、転職や離職、引っ越し、出産といった生活環境の大きな変化がストレスになることもあります。周りの人からは良いことのように見えても、本人は新しい環境での責任の重さから精神的なプレッシャーを感じていることがあります。但しどんな状況をストレスと感じるかは人によって違います。この他、病気や怪我、月経前、出産前後、更年期などの体調の変化がうつ病の原因になることもあります。また、これといった原因もなくうつ病になることもあります。特に再発の場合にはきっかけがなくても発症することがあります。女性の場合、やりがいのある仕事や育児、ボランティア活動や趣味などで充実した楽しい日々を送っていても、無理な頑張りを続けることで、心身が疲れはて急に電池が切れたような状態になることもあります。

気持ちが落ち込みと無気力

うつ病は、気持ちが落ち込む、それまで楽しんでいた物事に対して興味を失くす、何をするにも億劫になりやる気がでない、朝、布団から起き上がれず食欲がなくなるなどといった症状が現れ、日々の生活に支障がでてくる病気です。ストレス社会と言われる現代において、誰もがストレスを抱え込み多くの人達がうつ病にかかっています。症状が進むと強い精神的苦痛を伴い、家事や仕事、勉強などが今まで通りできなくなり、人によっては自殺のおそれが生じる場合もありますので、できるだけ早く精神科や心療内科などで専門医による適切な治療を受けることが大切です。この病気の治療方法としては、薬物療法とカウンセリングになります。薬物療法は、抗うつ剤や精神安定剤などといった薬が処方されます。症状によっては、睡眠効果を期待できる薬なども処方されることがあります。気持ちの落ち込みは人間に備わっている防衛本能の1種で、誰でも経験することです。1時的に落ち込んでも数日程度でまた気持ちが上向きになるようなら、さほど心配はいりません。しかし、落ち込みや無気力な状態が2週間以上続いたり、日を追うごとにつらい気持ちが強くなってくるような時は一人で苦しんでいないで、医療機関に相談するようにしましょう。